
Aさんが、4月10日午前10時に、日本の株式で運用する投資信託「Bファンド」の購入申込みをしたとします。このときAさんは、Bファンドを申込日当日、すなわち4月10日の基準価額で購入することになります。
では4月10日の基準価額は、いつ計算され、発表されるのでしょうか?
基準価額算出の際には、組み入れている日本株を時価で評価します。時価は「基準価額計算日の証券取引所の終値」が使われます。例えば東京証券取引所であれば午後3時、大阪証券取引所であれば午後3時10分に終値が決まりますので、投資信託の基準価額の計算はこれ以降、すなわち当日の夕方から夜間にかけて行われます。
ですので、4月10日の基準価額を投資家が知ることができるのは翌営業日(休日がなければ4月11日)となります。HPを運営している会社では、4月10日当日の夜に見られる場合もあります。
海外の証券で運用する投資信託の場合は、通常、翌営業日の基準価額が買付価額として適用されますので、投資家自身が何円でそのファンドを購入したかを知るのは翌々営業日になります。
このように注文時点で投資家が価額を知らないで申し込むことを「ブラインド方式」といいます。
投資信託では、新規の投資家が事前に価額を知って注文を行うと、既存受益者の利益を害するおそれがあること等から、ブラインド方式を採っています。
掲載日:2008年2月12日
データ提供
野村アセットマネジメント(株)